スポーツ外傷

 

スポーツを行っていると、運動時のケガや痛みは付き物です。アスリートは、身体が資本であります。

しかし、身体が資本であるにも関わらず、トップアスリートになればなるほど、練習では繰り返しの動作が多くなり、身体に負荷をかけ過ぎて、酷使し過ぎてしまうので、『スポーツ障害』をきたしやすくなります。

 

そして、万が一ケガをしてしまったら、1日でも早く練習に復帰したい、大事な試合の前に少しでもパフォーマンスを上げたい、ちょっとでも調子を良くしたいと思うものであります。

私自身もアスリートだったので、その気持ちが痛い程よく分かります。

 

スポーツ障害は、『スポーツ外傷』と『スポーツ傷害』に分けられていて、スポーツ外傷は、一過性の過剰な運動の矯正により、筋、腱、靭帯、骨などの組織損傷をきたしたものであり、『骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)』などがこれに含まれます。スポーツ傷害は、過度の運動の反復すなわち『使い過ぎ(オーバーユース)』による筋、腱、骨などの疲労と蓄積や虚弱化により、次第に組織の損傷や炎症を生じたものになります。

 

スポーツでの外傷(ケガ)は、初期治療が肝心です。しかし、スポーツ選手と実際に接していて思うのは、アスリートの方々は、プレーや競技に関する知識は高いのにも関わらず、ケガをした時の知識、早く治すための知識がまだまだ不足しているように感じられます。選手としての経験と、治療家としての臨床経験・知識を活かして、1日でも早く、スポーツ現場、練習に復帰させてあげたい。そんな想いを持って日々の治療の現場や、スポーツトレーナーの現場で、患者様や選手たちと実際に向き合って治療を行わせて頂いています。

 

万が一、スポーツをしていてケガをしてしまった時には、急性外傷はもちろんのこと、使い過ぎによるスポーツ傷害でお悩みの方も、保険診療で診させて頂いております。